2008年12月アーカイブ

nuclear.jpg「核を持たなければ核攻撃は受けない」、「核廃絶・平和宣言をすれば核の心配はなくなる」と信じる人は多いものです。
しかし中国や北朝鮮などでは、核兵器やミサイルの開発・配備が刻一刻と進んでいます。好むと好まざるとにかかわらず、こうした脅威への対応を考えなければなりません。
核をタブーにしてはいけません。それは国家と国民にとって、やがて取り返しのつかない不利益を被ることにつながりかねないものだからです。
アメリカの核に頼るのか、独自に持つのか? 結論はいずれを選ぶにせよ、まず議論を啓発しなければなりません。

『核神話の返上』
防衛システム研究所 編
(核問題検討委員 主幹=松島悠佐、委員=島本順光・中村徹・樫村保貞)
新書判 全240ページ ISBN978-4-931410-41-1
定価=945円(税込)

『国際安全保障』(第36巻第3号)

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価格:1,050円(税込) 2008年12月(125ページ) ISSN 1346-7573
特  集:日本軍事史研究の最先端