2011年12月アーカイブ

『国際安全保障』第39巻第3号

政策提言-日本の外交、安全保障、防衛戦略の方向性

日本では、米国などと比べて外交、安全保障、防衛などの分野で政策提言をした論文はきわめて少ないといわれます。
自らの国の将来の外交、安全保障、防衛戦略はどうあるべきかに関して、独自の発想による政策論争を行うべきとの問題意識をもって、編集されました。

39-3.gif2011年12月26日発売
A5判・全152ページ(税込1,050円)

序 文(西原  正)

第1部 日本の防衛体制の強化に向けて

新たな防衛戦略の創造 ―南西地域における積極的防衛とエアシー・バトルのシナジー効果―(坂口 大作)

国家安全保障戦略策定に不可欠な日本版NSC設立に向けて
―国難の今こそ横断的意思決定システム確立を―(高橋 秀幸)

総合的な安全保障体制のあり方 ―全体最適化計画手法(アーキテクチャフレームワーク)の観点から―(井手達夫、平本健二)

大学等におけるインテリジェンスに関する学術研究及び教育の充実(小林 良樹)

わが国における軍事司法制度の課題
―武力行使時の錯誤の評価を手掛かりとして―(福富 俊幸)

第2部 日本の防衛力の強化に向けて

対中アクセス拒否戦略 ―新たな対中防衛戦略のあり方を目指して―(布施  哲)

日米同盟の「ソフト・パワー」 ―HADR機能強化へ向けて―(古賀  慶)

原子力の防衛利用の法的可能性 ―「原子力の平和利用」の解釈をめぐって―(入江 一友)

茨城空港と下総基地の交換 ―基地警備体制と首都圏第三空港―(樋口 恒晴)

第3部 大規模災害対処と国際平和協力への寄与

自衛隊は、現行の予備自衛官等制度で大規模災害に対処できるのか?
―東日本大震災を教訓とした予備自衛官等制度見直しに関する提言―(佐藤 智美)

日本の警察と国際平和協力 ―その活性化に向けた七つの政策提言―(藤重 博美)

書評

小林良樹 著『インテリジェンスの基礎理論』(小谷  賢)

鈴木一人 著『宇宙開発と国際政治』(渡邉 浩崇)

美根慶樹 著『国連と軍縮』(水本 和実)

Ivo H. Daalder and I. M. Destler,
In the Shadow of the Oval Office: Profiles of the National Security Advisers and the President They Served -- From JFK to George W. Bush(中山 俊宏)

『防衛実務小六法』平成24年版の発刊予定

昭和41年の初版から数えて46年目となります、定番「小六法」。
平成24年版は、1月中旬の発売を予定しております(内容現在は23年12月2日です)。

なお、12月14日「津波防災地域づくりに関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(法律第124号)が公布されました。
自衛隊法に「第115条の24」が追加、また附則で災害対策基本法も一部改正となります(公布の日から起算して二月を超えない範囲内において政令で定める日から施行)。