2020年12月アーカイブ

市場化時代の経済と安全保障 改訂増補版

叢書 日本の安全保障 第五巻
市場化時代の経済と安全保障 改訂増補版

9784909870292_img.jpg

A5判 全366頁
定価=2,200円(本体2,000円+税)
ISBN978-4-909870-29-2

著者 関井裕二(金融アナリスト)

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2008年5月に叢書『日本の安全保障』シリーズの第5巻として執筆された『市場化時代の経済と安全保障』の改訂増補版。
初版では通貨危機やエネルギー問題といったことを「市場の暴力」という観点から主に論じた。グローバリゼーションの広がりとともに「市場経済化」が全世界的に進んだことから生じた脅威は、国家や軍事力に視点を置いた安全保障論だけでは解説できない新たなファクターであったからである。

この改訂増補版では、以降に発生した東日本大震災、コロナ、地球温暖化、食糧安保といった諸問題について追加した増補版となっている。
これにより金融危機、エネルギー問題に加え、自然災害、ウイルス、環境問題、食料問題について解説することとなった。非軍事的な安全保障と考えられる問題全般をカバーし、より広い視点から論じた1冊である。


目次

はじめに

改訂版によせて

第一章 市場化時代における安全保障

第一節 拡大する安全保障概念―軍事的脅威から新たな脅威へ
一 安全保障概念の変容
二 新たな脅威の出現
三 新しい脅威の種類とその特性
四 新しい脅威への対応

第二節 冷戦後に出現した経済・金融における脅威
一 第二次大戦後の経済体制
二 社会主義経済体制の終焉
三 グローバリゼーションの出現
(一)グローバリゼーションの実態 /(二)ボーダレスエコノミーとの相違点 /(三)グローバリズムとアメリカニズム /(四)市場主義とグローバリゼーション

第三節 グローバリゼーションの諸側面
一 グローバリゼーションのプラス面
二 グローバリゼーションのマイナス面

第四節 市場経済化と国家の関係
一 国際政治におけるアクターの変化
二 国家の監督下に入らないアクター
三 レジームなき国際金融の構造

第二章 新たな脅威としての金融危機―アジア通貨危機の検証

第一節 アジア通貨危機の歴史的意義
一 アジア通貨危機の発生と終息
二 アジア通貨危機の意義

第二節 アジア通貨危機の経過
一 通貨危機の発生
二 通貨危機の伝染
三 通貨危機前の経済概況
四 タイの通貨危機
(一)通貨危機の発生 /(二)資本自由化の問題 /(三)通貨危機への対応 /(四)対応策の軌道修正
五 韓国の通貨危機
(一)通貨危機の発生 /(二)IMF支援策の内容 /(三)金融部門改革 /(四)構造改革の是非
六 インドネシアの通貨危機
(一)通貨危機の発生 /(二)IMF支援策の内容 /(三)スハルト後の経済・金融情勢

第三節 アジア通貨危機の原因
一 アジア通貨危機に対する視点
(一)対立する二つの見解 /(二)IMFの見解 /(三)日本の見解 /(四)経済学者の見解
二 通貨危機の原因
三 危機発生前のアジア諸国の経済構造
(一)通貨危機の背景 /(二)短期資金の問題 /(三)為替制度の問題 /(四)通貨危機の伝染を生んだ背景
四 ヘッジファンド犯人説の真偽
五 国際金融システムの問題
(一)市場経済の不安定性 /(二)通貨危機に見られた市場の失敗
六 途上国における資本自由化の問題

第四節 アジア金融危機への対応
一 IMFの危機対応の諸問題
(一)IMFの危機対応の姿勢 /(二)IMFのコンディショナリティ /(三)IMFプログラム策定の流れ /(四)財政・金融の引き締め政策の是非 /(五)不良債権処理の是非 /(六)経済、社会の構造問題への対応
二 IMFの対応への反証
(一)マレーシアの独自の対応 /(二)マレーシアの対応策の教訓
三 日本の危機対応
四 東アジアの地域金融協力への流れ

第五節 アジア通貨危機の波及、その後の影響
一 アジア通貨危機の波及
二 通貨危機の政治的、社会的影響
三 インドネシアにおける政治、社会の混乱
(一)インドネシアの社会構造 /(二)社会秩序の崩壊 /(三)テロリズムの発生
四 海上におけるパワーバランスの変化

第三章 エネルギー権益をめぐる諸問題

第一節 国際石油市場の変遷
一 第一次石油危機の発生
(一)第一次石油危機の勃発 /(二)消費国の石油危機への対応 /(三)石油危機時のパニック現象
二 第二次石油危機の発生
三 石油危機以降の国際石油市場
(一)OPECの石油支配力の低下 /(二)市場化時代の始まり /(三)産消対話の始まり
四 市場化時代における石油価格の形成

第二節 アジアのエネルギー問題
一 アジアのエネルギー動向
二 中国の石油動向
(一)中国の石油輸入国化 /(二)積極的な海外進出 /(三)東アジアのシーレーン問題
三 不十分な備蓄体制

第三節 国際石油市場を動かす主要国の動き
一 国際石油市場の鍵を握る中東
(一)不安定な中東情勢 /(二)サウジアラビア情勢 /(三)イラク情勢 /(四)イラン情勢
二 アメリカの中東政策
(一)アメリカ中東政策の基本 /(二)九・一一後に加わった新たな目的
三 ロシアの石油政策
(一)ロシア石油産業の復活 /(二)プーチン政権の石油政策

第四節 エネルギー権益をめぐる紛争
一 中国のエネルギー権益確保の動き
(一)海洋進出の動き /(二)東シナ海のガス開発 /(三)南シナ海における動向
二 ロシアによる資源の国家管理
三 資源ナショナリズムの再来
四 中国のレアアース禁輸事件

第五節 エネルギー資源をめぐる新たな動き
一 脱石油の動き
二 有望な天然ガス資源
(一)天然ガスの利点 /(二)アジアにおける天然ガス市場
三 石油の産消対話の進展
四 原子力エネルギー見直しの動き
五 東アジアにおけるエネルギー協力の動き
六 シェールオイル革命―アメリカの石油・天然ガスの輸出国化
七 世界的な環境意識の高まり

第四章 自然災害を考える―東日本大震災の教訓

第一節 東日本大震災の複合的性格
一 地震・津波―岩手県・宮城県の場合
二 原発事故―福島県の場合

第二節 地震・津波の被害とその後の対応
一 巨大地震発生と自衛隊の迅速な対応
二 被害の傷跡と復興

第三節 福島第一原発事故
一 原発事故の経緯―当面の危機収束まで
二 女川原発、福島第二原発との比較

第四節 東日本大震災が与えた教訓・課題
一 自然災害をどう捉えるか―地震予知は可能か
二 「想定外」をどう考えるか
三 福島原発事故後の日本のエネルギー事情
四 再生可能エネルギー・太陽光発電の問題点
五 エネルギーのアセットミックス―原発再稼働の是非
六 非常事態における専門家の役割

第五章 ウイルスという脅威

第一節 新型コロナウイルス感染とその対応
一 新型コロナウイルスの発生から第一波収束まで
二 日本の対応と海外の対応の比較
(一)日本の新型コロナ対応 /(二)海外の新型コロナ対応 /(三)新型コロナ感染の被害に対する経済対策
三 教訓と今後への対応

第六章 食料問題と「地球温暖化問題」についての一考察

第一節 食料安全保障の問題点
第二節 「地球温暖化問題」の問題

第七章 グローバリゼーションの進展と国家の復権

第一節 新たな脅威としての「市場の暴力」
一 アジア通貨危機のその後
二 政治の安定と経済発展―インドネシア、ロシア
三 現在の東アジアのエネルギー情勢
四 中国の台頭と市場経済
五 米中覇権争いの行方

第二節 市場化時代と国家の役割の見直し
一 市場経済と国家の役割
二 資源ナショナリズムにみる国家の復権

第三節 東アジアの地域協力の行方
一 進展する東アジアの地域金融協力
二 東アジアの地域的エネルギー協力
三 アジアの地域協力機構の行方

第四節 危機を深化させる「市民の暴力」
一 デマによる社会の混乱
二 専門家という名のデマゴーグ

おわりに

参考文献

索引

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片岡寛光 著
ISBN978-4-909870-28-5 C0230
新書判 全354ページ
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)

2021年1月30日発売

早稲田大学名誉教授片岡寛光による
コンピューター産業の発祥地となったシリコンバレー成立・発展の歴史を詳述!

前著『人間と人工知能-文明論的考察-』
と併せてお読みになるのをお勧めします。
アメリカ、シリコンバレーがいかに世界一の研究開発拠点になったかが理解できます。

オンラインショップで購入
 

 コンピュータは第二次世界大戦の置き土産である。アメリカ軍は終戦前後から軍部のもっているテクニカルノウハウを何とか民間において温存し、発展させようとして、その仲介役をさせる予定でRANDコーポレーションなどの設立準備に入るが、その設置場所と定められたのは、その構想に協力したサンタモニカにあるダグラス本社内であった。その頃にはすでに軍事産業は全国に拡散されていたが、拠点の一つとなったのが西部であった。戦争の技術が変わり、本土が空襲される可能性も出てきたので、ターゲットとなる危険性のあるものを拡散する必要からであった。戦後に核戦争の危険性が高まると、核抑止戦力によって相手の攻撃を受けても残存する核でもって相手を殲滅するだけのものを用意しておかなければならなかった。そのため内陸では分散してサイロで覆い、海洋では原子力空母に乗せて所在を分からなくする作戦が取られた。
 それに平仄を合わせ、研究開発の基地も分散しておく要請が高まった。これまでは何といってもハーバード大学、MIT、カーネギーメロン大学などが周辺一帯に密集していたボストンがコンピュータ研究の基地として、政府の研究開発費の手厚い保護を受けていた。かつて高等科学研究プロジェクト所長のヴァネヴァー・ブッシュも、AIのいい出しっッペのジョン・マッカーシーもその友人マービン・ミンスキーもMITにいた。それらを分散させるために吹き初めていた風向きを読み、何とか西に向けて、母校のスタンフォード大学をハーバード大学並の産学協同の基地にしたいという野心を抱いたのは、フレデリック・ターマンであった。
 彼はスタンフォード大学の教授の息子で、同大学を卒業後、母校の与望を担ってMITに赴き、ヴァネヴァー・ブッシュ教授の指導により博士号を取得したばかりであった。シリコンバレーが誕生するのは、まずスタンフォード大学を産学協同の基地とし、付近一帯にコンピュータ関係の企業を誘致したいという願いとそれを実現しようとしたひたむきな努力の結果である。

第1部 第3章 研究基地の減数分裂』より


【著者紹介】
片岡 寛光(かたおか ひろみつ)
1934年 北海道札幌市円山出身 政治学博士(早稲田大学)
早稲田大学名誉教授・名誉評議員、中国国家行政学院名誉教授
日本オンブズマン学会名誉理事長
前職:早稲田大学政治経済学部長
   同大学院政治学研究科委員長
   同大学院公共経営研究科委員長
   日本行政学会理事長
   日本オンブズマン学会理事長
   国際行政学会理事
   人事院参与
主著: 行政国家 早稲田大学出版部 1976
   行政の設計 早稲田大学出版部 1978
   国民と行政 早稲田大学出版部 1990
   責任の哲学 早稲田大学出版部 2000
   公共の思想 早稲田大学出版部 2002
   人間リーダー大隈重信 冨山房インターナショナル 2009
   リーダーの世界 成文堂 2013
   現代国家論 早稲田大学出版部 2016
   リーダーの人間学 中央経済社 2018
   人間と人工知能 内外出版株式会社 2020




【目次】
プロローグ
第1部 理論編
第1章 先駆者たちの苦闘の軌跡

 1節 コンピュータを生む合理主義的思考
  1 啓蒙主義の段階
  2 バベッジの幻に終わった分析エンジン
  3 ラッセル・ホワイトヘッド共著『プリンキピア・マテマティカ』
  4 ゲーデルの「不可能性の定理」
 2節 コンピュータの嚆矢チューリング・マシン
  1 チューリング・マシンと「可能性の定理」
  2 外挿法によるチューリング・テスト
  3 機械には思考能力がある
  4 マイクル・スクリーベンの反論
 3節 第二次世界大戦がもたらしたもの
  1 大戦下のビルドアップの急務
  2 ヴァネヴァー・ブッシュのメメックス構想
 4節 ノーバート・ウィーナーのサイバネティックスの理論とジョン・フォン・ノイマン
  1 電気事業の革命をもたらしたウィーナーの研究
  2 サイバネティックス理論の衝撃
  3 ウィーナーの学習する機械
  4 戦争もゲームももとを正せば同じ
  5 ウィーナーはゲーデルの「不可能性の定理」に与するか
  6 神童であったジョン・ノイマン
  7 コンピュータに王道なし
 5節 人工知能AIの初登場
  1 人工知能の概念の登場
  2 ダートマス・ワークショップでの紹介
  3 AI定義の難しさ
  4 タイム・シェアリングの構想
  5 LISPの意義

第2章 第二次世界大戦の副産物
 1節 コンピュータ機器のルーツ
  1 初期の試み
  2 構想から機械へ
  3 ENIGMAの暗号解読
  4 科学研究開発局OSRD長官ヴァネヴァー・ブッシュ
  5 第二次世界大戦の置き土産
 2節 政府主導から民間主導へ
  1 RANDコーポレーションの出現
  2 機械の設計とシステムズアナリシス
  3 システムズアナリシスの実例
  4 国防予算でのPPBSの成功と全予算での失敗
  5 イギリスからアメリカへ、軍部から民間へ
  6 軍産複合体の継続と産学協同
 3節 シリコンバレーへ、バレーへと草木は靡く
  1 平和の到来とコンピュータおよび関連産業
  2 初期の国際競争

第3章 研究基地の減数分裂
 1節 軍産複合体と産学協同を西部でも
  1 西風満帆
  2 第3次西漸運動
 2節 人材の不足
  1 科学技術的に教育された人材の不足
  2 女子の台頭:アン・ハーディのケース
 3節 ベンチマーキングの必要性
  1 どこの国をベンチマークとするか
  2 CEOたちの複雑な心情

第2部 コンピュータ機器と周辺システム
第4章 パーソナルコンピュータとインターネットの出現

 1節 コンピュータの小型化とインターネット
  1 すべてはタイムシェアリングから始まる
  2 端末+インターネットの財としての性格
 2節 4段階のプラットフォーム
  1 プラットフォームとは何か
  2 プラットフォーマーの定義
  3 プラットフォームの機能
  4 プラットフォームと市場とは同じものか
  5 ネットワーク効果
 3節 プログラミングとアルゴリズム
  1 プログラミング
  2 アルゴリズム
  3 核となる数学とプログラマー
  4 プログラマーの倫理
 4節 機械学習から深層学習へ
  1 機械学習の特徴
  2 パターン認識
  3 ゲームでの機械の勝利は人間を越えた証拠とはならない
  4 アルファ・ゴ・マスターには普遍性が欠けていた
  5 深層学習によって複雑さに十分対応しうるか

第5章 AIと関連する諸問題
 1節 人工知能AIの定理
  1 人工知能の定理
  2 再び人工知能とは何か
  3 人工知能は人間を超えるか否かの論争
 2節 二種の学習とパターン認識
  1 機械学習の特徴
  2 パターン認識
  3 未来予測の適不適
  4 深層学習によるAI進歩の危険性
  5 ビッグデータとIoTおよびIoP
 3節 関連する諸制度
  1 サイバースペースの利便性の裏に危険の増大
  2 グローバリゼーションというけれど
  3 国家を跨ぐ課税の問題
  4 プライバシー保護
  5 プライバシーとセキュリティの区別の消滅
  6 EUの2016年「データ保護規則」とマイクロソフトの対応
  7 グーグルのデータに対する新解釈

第3部 人を得てこそのシリコンバレー
第6章 シリコンバレーの経済体制とIT企業の組織構造

 1節 寡占状態の中で機能する独占企業
  1 寡占的独占体制
  2 企業の本丸と競合領域
 2節 独占の変質
  1 独占の性質は変わったのか
  2 創造的破壊の意味するもの
 3節 理論的に独占は有益なのか有害なのか
  1 シュンペーターによる独占礼賛
  2 独占肯定論と否定論
  3 コンピュータ企業の寡占的独占状態
  4 資本のハードからソフトへの転換
  5 ティールによるコンピュータ企業独占讃美
  6 米中の企業の違い
 4節 寡占的独占的企業の内部組織
  1 CEOと企業組織の現実
  2 スティーブ・ジョブズに見る組織運営の一例
  3 AIの生産に既存の企業組織と企業文化は障害か

第7章 シリコンバレーの誕生
 1節 シリコンバレーいざ見参1
  1 シリコンバレーの地理的位置
  2 スタンフォード大学の生い立ち
  3 スタンフォード産業(研究)パークからシリコンバレーへ
 2節 シリコンバレーの恩人たち
  1 フレデリック・ターマン
  2 ジョン・マッカーシー
  3 デビッド・パッカード
 3節 シリコンバレーの虚実
  1 シリコンバレーの人的構成
  2 イデオロギーの雲行き
  3 コンピュータは左傾化の歯止めか?
  4 スーパーマインドは可能か?

第8章 シリコンバレーを彩る人々
 1節 第2世代のCEOたち
  1 マイクロソフトの創立者ウィリアム・ゲイツ
  2 デザインにこだわるスティーブ・ジョブズ
  3 アマゾンの総帥ジェフ・ベゾス
  4 グーグル社の双頭の鷲ペイジとブリン
  5 フェイスブックのマーク・ザッカーバーグの野望
 2節 第3世代のCEOたち
  1 エアビーアンドビーの賑わう創業者たち
  2 ウーバーを立ち上げた男の成功は失敗の元

エピローグ

緊急事態関係法令集2021

kinkyu2021.png

A5判/全728ページ/本号より付録CDを廃止いたしました。
ISBN978-4-909870-30-8 C2531
定価:3,740円(本体3,400円+税10%)
2021年1月28日発売

※好評につき完売いたしました。
 2022年版は現在準備中です。



『緊急事態関係法令集』は有事やテロ、災害への対処のための国内外の法規を収録したものです。

実務者に欠かせない基本法から国際協力など、分野を横断して必要となる法規類を備え、「集団的自衛権と憲法との関係」「安保条約第五条の武力攻撃」「武力行使との一体性の判断基準」「自衛権の存在」「自衛権発動の三要件」「防衛出動と武力攻撃との関係」は何かなど、法規の深い理解を目指しています。

よって各中央省庁の実務担当者、全国の自治体の危機管理担当者、大学研究者の方々はもとより、各組織の幹部教育などにご利用いただいています。


【目 次】

第一章 基本法

  •  日本国憲法
  •  内閣法
  •  内閣府設置法
  •  国家行政組織法
  •  防衛省設置法
  •  防衛省組織令(抄)
  •  警察法(抄)
  •  警察官職務執行法
  •  海上保安庁法
  •  刑法(抄)
  •  特定秘密の保護に関する法律

第二章 安全保障
【武力攻撃事態】

  •  武力攻撃事態等及び存立危機事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律
  •  国家安全保障会議設置法
  •  武力攻撃事態等及び存立危機事態におけるアメリカ合衆国等の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律
  •  武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律
  •  武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律

【自衛隊の行動】

  •  自衛隊法
  •  自衛隊法施行令(抄)
  •  武力攻撃事態及び存立危機事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律
  •  国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法律
  •  武力攻撃事態及び存立危機事態における捕虜等の取扱いに関する法律

【重要影響事態】

  •  重要影響事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律
  •  重要影響事態等に際して実施する船舶検査活動に関する法律

第三章 国際協力

  •  国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律
  •  海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律
  •  国際緊急援助隊の派遣に関する法律
  •  国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律

第四章 災害

  •  災害対策基本法
  •  災害救助法
  •  大規模地震対策特別措置法
  •  原子力災害対策特別措置法(抄)
  •  新型インフルエンザ等対策特別措置法(抄)

第五章 国際法
【国際連合】

  •  国際連合憲章
  •  国際司法裁判所規程

【日米安全保障】

  •  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定
  •  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約
  •  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定
  •  日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定

【日英協力】

  •  日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とグレートブリテン及び北アイルランド連合国政府との間の協定

【日豪協力】

  •  日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定

【日加協力】

  •  日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とカナダ政府との間の協定

【日仏協力】

  •  日本国の自衛隊とフランス共和国軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定

【日印協力】

  •  日本国の自衛隊とインド軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とインド共和国政府との間の協定

【国際人道法・武力紛争法】

  •  戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約
  •  海上にある軍隊の傷者、病者及び難船者の状態の改善に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約
  •  捕虜の待遇に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約
  •  戦時における文民の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約
  •  千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約の国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(議定書Ⅰ)
  •  千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約の非国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(議定書Ⅱ)
  •  陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約
  •  武力紛争の際の文化財の保護に関する条約

【海洋】

  •  海洋法に関する国際連合条約(抄)

【航空】

  •  国際民間航空条約(抄)

【外交】

  •  外交関係に関するウィーン条約
  •  条約法に関するウィーン条約

島嶼研究ジャーナル第10巻1号

9784909870278.jpg

A5判 全156頁
定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
ISBN978-4-909870-27-8
発 行 所 島嶼資料センター
印刷・販売 内外出版株式会社

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目次
1 論説
○ 島・岩についての国際法制度
林 司宣
○ 追悼 故 林司宣早稲田大学名誉教授を偲んで
島田 征夫
○ 太平洋島嶼国の憲法と土地所有制度―土地は領土であり主権の基礎である―
東 裕
○サンフランシスコ平和条約における竹島の取扱いについて
藤井 賢二

2 インサイト
○ 新領土・主権展示館メイキング―日本の領土について「考える場」の創設
髙橋 徳嗣
○ 太平洋島嶼国における海洋の管理に関する一考察―「水域に基づく管理(zone based management)」とは何か―
佐々木 浩子
○虎の口に頭を突っ込む(3)―領海内の潜水艦による諜報―
ジェームス・クラスカ

3 島嶼問題コラム
○日本の島嶼領土と3つの戦争
髙井 晉

編集後記

kokuan48-3.jpg

2020年12月31日発売
A5判・全134ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)

※完売いたしました。



【特集】「中・東欧をめぐるパワーゲーム」

「狭間のヨーロッパ」の安全保障
広瀬 佳一

ハンガリーにおける非リベラル・デモクラシーと外交・安全保障政策
荻野  晃

長期化するウクライナ危機と米欧の対応
合六  強

ロシアの軍事戦略における中・東欧 ―NATO東方拡大とウクライナ危機のインパクト―
小泉  悠

欧州国際秩序における中・東欧諸国 ―地域内のダイナミズムと外部アクターとの相互作用―
東野 篤子


【論文】

国連安保理決議に基づく制裁レジームの実効性評価に関する一考察
大久保伸一


【研究ノート】

新領域に広がる将来戦と「戦場の霧」―古典的用兵思想の視点から見た情報通信技術の発達と新領域(宇宙、サイバー、電磁波)における戦闘
高木 耕一郎


【書評】

田中(坂部)有佳子 著
『なぜ民主化が暴力を生むのか ――紛争後の平和の条件』
日高 薫

福島 康仁 著
『宇宙と安全保障 ――軍事利用の潮流とガバナンスの模索』
村野 将

政所 大輔 著
『保護する責任 ――変容する主権と人権の国際規範』
中村 長史

O・A・ウェスタッド 著(益田 実監 訳)
『冷戦――ワールド・ヒストリー(上)(下)』
玉置 敦彦

kokuan48-2.jpg

2020年9月30日発売
A5判・全144ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)

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【特集】「制裁レジームの実効性と課題」

朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁の現状とその影響
三村 光弘

国連による北朝鮮制裁の有効性 ―その効果と課題―
竹内 舞子

米国の核不拡散に向けた経済制裁
松本 栄子

国連イラン制裁の実効性
鈴木 一人

〈研究ノート〉

サイバー空間が制裁に与える影響 持永  大

〈書評〉

板山 真弓 著
『日米同盟における共同防衛体制の形成
――条約締結から「日米防衛協力のための指針」策定まで』
真田 尚剛

多湖 淳 著
『戦争とは何か ――国際政治学の挑戦』
籠谷 公司

ヤクブ・グリギエル、A・ウェス・ミッチェル著
(奥山真司監訳、川村幸城訳)
『不穏なフロンティアの大戦略
――辺境をめぐる攻防と地政学的考察』
栗田 真広

Richard Caplan
Measuring Peace: Principles, Practices, and Politics
上杉 勇司

kokuan48-1.jpg

2020年6月30日発売
A5判・全144ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)

オンラインショップで購入
 

【特集】「イスラーム国」後の中東地域における安全保障

序 文
横田 貴之

シリア紛争と非国家武装主体 ―「イスラーム国」の動員の特徴と限界 ―
高岡  豊

イスラエルの国家安全保障ドクトリンの再形成とその展開 ―『メリドール委員会報告書』と『IDF戦略』を踏まえて―
辻田 俊哉

トルコ・北キプロス関係の変化と東地中海地域の安全保障
岩坂 将充

エジプトにおけるイスラーム主義の安全保障化―スィースィー体制によるムスリム同胞団対策を中心に―
横田 貴之

ヨルダンにおけるイスラーム主義の安全保障化 ―ムスリム同胞団とISの事例から ―
吉川 卓郎

サウジアラビアにとっての安全保障とムスリム同胞団
高尾賢一郎

【書評】

デイヴィッド・アーミテイジ 著
(平田 雅博、阪本 浩、細川 道久 訳)
『〈内戦〉の世界史』
坂口 大作

篠﨑 正郎 著
『引き留められた帝国 ――戦後イギリス対外政策におけるヨーロッパ域外関与、一九六八~八二年』
菅原 健志

小泉 悠 著
『「帝国」ロシアの地政学 ――「勢力圏」で読むユーラシア戦略』
松嵜 英也

小此木 政夫 著『朝鮮分断の起源 ――独立と統一の相克』
劉  仙姫