子ども社会研究 23号

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子ども社会研究 23 号
The journal of Child Study Vol.23 June 2017
日本子ども社会学会 紀要編集委員会


2017年6月30日発売
A5判・全228ページ(2,000円+税)
ISSN 1346-7654
特集 「子どもらしさ」へのアプローチ・2
特集 子どもの人権

定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

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【特集 「子どもらしさ」へのアプローチ・2】
◎「子ども」という鏡
    ―特集「子どもらしさ」の五論文を読んで―

麻生  武

◎ペアレントクラシー化と「子ども社会」の現在
    ―保護者の子育て・教育意識調査から―
高橋  均

◎グローバルとローカルの狭間で錯綜する「子ども」のイメージと実態
南出 和余


【特集 子どもの人権】
特集 子どもの人権

加藤  理

◎沖縄の子どもの貧困問題について考える
    ―近年の貧困対策をめぐる動向―
嘉納 英明

◎児童労働の排除から権利論的キャリア教育論へ
    ―人権・権利の視点でひもとくトランジション問題―
尾川 満宏

◎児童養護施設の就学前教育機関利用をめぐる様相
    ―「児童養護施設の幼児の生活実態調査・2015」の分析を通して―
坪井  瞳

【研究論文】
◎「保護されるべき子ども」と親権制限問題の一系譜
    ―児童養護運動としての「子どもの人権を守るために集会」(1968‐77年)―

土屋  敦

◎教室童話が意図した「教育としての童話」の語り
    ―金沢嘉市の童話台本の分析から―
中村美和子

◎高校生期の職業決定に関わるキャリア教育の課題
    ―日本・中国・韓国における高校生調査を通して―
醍醐 身奈

【英文要旨】
土屋敦・中村美和子・醍醐身奈

【子ども社会研究への窓】
◎「子育て事情・子育て支援」の動向について

馬居 政幸

【書評】
○鵜野祐介編著
    『日中韓の昔話 ―共通話型三〇選―』

吉岡 一志

○近年における「子どもとジェンダー」研究の動向
    ―教育・子育てに焦点を当てて―
      多賀太著 『男子問題の時代?―錯綜するジェンダーと教育のポリティクス―』
      谷田川ルミ著 『大学生のキャリアとジェンダー ―大学生調査にみるキャリア支援への示唆―』
      天童睦子編 『育児言説の社会学―家族・ジェンダー・再生産―』
      工藤保則・西川知亨・山田容編著 『〈オトコの育児〉の社会学―家族をめぐる喜びと戸惑い―』
山口 季音

○林明子著
    『生活保護世帯の子どものライフストーリー ―貧困の世代的再生産―』
山田 浩之

紀要編集委員会から
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