松島 悠佐 著/四六判/128頁
ISBN978-4-909870-05-6
定価:880 円(本体800 円+税10%)
「戦争をしないようにするにはどうすれば良いのか?
「戦争をしてはいけない」という原則を掲げると、「軍隊を持たないほうが良い。核兵器やミサイルは悪であり持つべきではない」という、出来もしない理論を唱える人がいる。これは理論というよりも、ただ安易な夢を描いているに過ぎないといったほうが良いのかもしれない。
現実はそれとは程遠い。
いま戦争を無くすことは難しいが、出来ないことではないだろう。それではどうすれば良いのか。みんなで知恵を出そう。今は出来なくても努力次第で将来には出来るかもしれないのだから。」
(「はじめに」より)
【目次】
はじめに
Ⅰ 戦争はなぜ起きるのか
(1)戦争の原因
(2)人種・宗教・生活習慣の違いから起きる戦争
(3)地政の流れの中でおきる戦争
Ⅱ 戦争を起こさない方法
Ⅲ わが国の安全保障環境
(1)安全保障上の制約
(2)憲法の制約
Ⅳ わが国安全保障の問題点
(1)わが国の核武装
(2)敵基地攻撃能力の確保
(3)グレーゾーン事態の対応
Ⅴ 第三次世界大戦
(1)誰と誰が戦うのか?
(2)どのような戦争になるのだろうか?
(3)日本の対応
おわりに