子ども社会研究 25号

kodomo syakai kenkyu 25.jpg子ども社会研究 25号
The Journal of Child Study Vol.25 June 2019
日本子ども社会学会 紀要編集委員会

2019年6月30日発売
A5判・全226ページ
ISSN 1346-7654

定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

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特集 「子どもらしさ」へのアプローチ・4
  ―後期近代における「子ども」を問い直す―



【目次】

【特集】「子どもらしさ」へのアプローチ・4―後期近代における「子ども」を問い直す―
◎ケアとシチズンシップの観点から「子ども」を問い直す

山田 富秋       

◎幼児教育における近代性と「子どもらしさ」
  ―リテラシー(読み書き)と評価をめぐる試論―

石黒万里子       

◎大学生は「子ども」か?
  ―子ども社会研究における対象・手法・目的―

浜島 幸司       

◎「子どもらしさ」の過去・現在・未来
  特集号「『子どもらしさ』へのアプローチ」の総括にあたって

小針  誠       

【研究論文】
◎保育所におけるソーシャルワーク的支援の可能性
  ―問題を抱える家庭を支援する保育士の変容プロセス―

鶴田 智子       

◎発達障害児をめぐる{支援者-被支援者}の関係
  ―通常学級における支援の担い手としての児童に着目して―

松浦加奈子       

◎公立進学高校における進学指導の制度化とその帰結
  ―1990年代以降の東北地方X 高校を事例として―

冨田 知世       

◎総力戦体制下における乳児死亡率の低減
  ―愛育研究所保健部による乳児栄養の改善をめざした研究に焦点をあてて―

真鍋 智江       

【英文要旨】
 鶴田 智子/藤村 晃成/冨田 知世/真鍋 智江

【子ども社会研究の窓】
テーマセッション・Ⅰ 「児童文学とジェンダー」の報告
 ◎「児童文学とジェンダー」の報告

目黒  強       

テーマセッション・Ⅱ 「きょうだい関係とは何か ―個別性と関係性を探る―」
 ◎きょうだい関係とは何か ―個別性と関係性を探る―

磯崎三喜年       

【書評】
○伊藤秀樹著
 『高等専修学校における適応と進路 ―後期中等教育のセーフティネット』

飯田 浩之       

○小川博久・岩田遵子・本庄冨美子著
 『授業実践の限界を超えて―ある教師の表現者としての教育実践』

鶴田 真紀       

○戸江哲理著
 『和みを紡ぐ ―子育てひろばの会話分析―』

池田 曜子       

【紀要編集委員会から】
2018年度日本子ども社会学会年間活動報告
編集後記
『子ども社会研究』投稿規定
紀要編集委員会