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冷戦後における自衛隊の役割とその変容 ―規範の相克と止揚、そして「積極主義」への転回

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藤重 博美 著
ISBN978-4-909870-26-1
A5判/全400ページ
定価:3,190円(本体2,900円+税10%)

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積極的規範と消極的規範との峻別を行うことで,本書は,日本の安全保障政策における「現状維持路線」から「積極主義」への劇的な転換のメカニズムを明らかにした。積極主義の台頭を明らかにしたことにより,伝統的な抑制の衰退という観点からだけでは説明しきれない自衛隊の役割の積極化を後押しする原動力の存在を明確に示したのである。また,本書は,国際レベルでの軍事規範の推移にも注意を払い,特に「国際協調規範」,「地域安定規範」,「グローバルな安全保障規範」という「リベラル規範」の三つの亜種の影響を考慮に入れることで,その時々の時代状況によって焦点が異なる安全保障政策の変化について,包括的かつ一貫した説明を行った。さらに,本書は,国際レベル・国内レベル双方の動きが国内の規範形成・変容に影響を与えることも立証した。
(第7章より抜粋)