2021年12月31日発刊
A5判・全144ページ
定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
【特集】COVID-19と安全保障
序論 COVID-19と安全保障 ―概観と展望―
上野 友也
セキュリタイゼーション・ディレンマ再考 ―安全保障の新たな枠組み―
西海 洋志
COVID-19後の中国をめぐる経済安全保障 ―脅威国との通商、デジタル人民元、デカップリング―
長谷川将規
グローバル保健と人道支援の接近? ―エボラ出血熱からCOVID-19へ―
赤星 聖
【論文】
NATOの対中政策の可能性と限界 ―同盟機能からの検討―
田中 亮佑
【研究ノート】
インド太平洋時代の日印防衛協力 ―日印戦略的パートナーシップの構築と進展―
G.V.C.ナイドゥ・石田 康之
【書評】
伊藤 融 著
『新興大国インドの行動原理 ――独自リアリズム外交のゆくえ』
長尾 賢
エリカ・フランツ 著(上谷 直克・今井 宏平・中井 遼 訳)
『権威主義 ――独裁政治の歴史と変貌』
末近 浩太
千々和 泰明 著
『安全保障と防衛力の戦後史 1971~2010 ――「基盤的防衛力構想」の時代』
加藤 博章