今川 直人 著
定価：1,320円（本体1,200円＋税10％）
今川 直人（いまがわなおと）プロフィール
1944年 福島県郡山市生まれ。
1966年 東京大学農学部卒業。
JA全農・原料甘しょ・政府策米、自主流通米に携わる。
JA全中・農協法改正、農林予算、農業税制、農産物貿易対策、広報などを担当。（独法）農業者年金基金理事、ベトナム農業省農協政策アドヴァイザー、アジア人材育成（有）校長、チ・ドウック（知徳社）副社長など歴任。
2015年より福島県郡山市農業振興アドヴァイザー。
【目次】
はじめに ― 本書の目的と構成
第Ⅰ編 外圧が日本農業に革命
序 章
第一章 将来を決定づけたガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉合意
第二章 新しい食料・農業・農村政策の方向（新政策）
第三章 農地集積政策の歴史～「農業経営基盤強化促進法」前史
第四章 農業経営基盤強化促進法
第五章 農地中間管理機構～農地集積に大きく貢献
第六章 農地中間管理機構等の実績にみる最近の事情
第七章 食料・農業・農村政策の維持に繋がる人・農地プラン及びその実質化
第Ⅱ編 躍動の二一世紀
第一章 食料・農業・農村基本法
第二章 食料・農業・農村基本計画
第三章 農業改革第二弾「経営所得安定対策」
第四章 国際規範が各国の政策を決める時代
第Ⅲ編 食料自給率向上対策
第一章 多元的な食料自給率低下の要因
第二章 すべての農業政策は食料自給対策
第三章 国産農産物の需要創出
第Ⅳ編 日本農業の課題・畜産
第一章 農業生産・構造改革の照準は飼料自給による畜産の拡大
第二章 温存されている畜産資源
第三章 政策を支える地道な研究
第Ⅴ編 水と緑あるところ農地あり
第一章 高度経済成長期まで増え続けた農地面積
第二章 減少から復活に向かうか農用地
第三章 日本は資源大国
第四章 農業に通じる森林・林業の課題
第Ⅵ編 農協改革
第一章 行政による農業改革のための農協改革
第二章 地域農協（単協）改革
第三章 農業改革に向けた全農・経済連の事業機能強化
第四章 農協改革を支援する諸制度
第五章 中央会制度廃止、二〇〇一年農協法改正が試金石
第六章 農協自らの問題としての准組合員問題
第七章 経済事業の自己改革と信用事業の経済事業支援
第八章 日本型スマート農業～農協の取り組み
第九章 マーケット・イン、プロセス・イン
第十章 日本農業の切り札は農協による農業経営～プロダクト・イン
あとがき
