2012年9月アーカイブ

尖閣諸島が危ない【第3刷増補版】

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第3刷増補版を緊急出版!

防衛システム研究所 編
  松島 悠佐(元陸上自衛隊中部方面総監)
  島本 順光(元航空自衛隊技術幹部・現帝京大学講師)
  中村  徹(元海上自衛隊海上幕僚監部装備課長)
  樫村 保貞(元海上自衛隊駐米連絡官)
  津々谷 格(元航空自衛隊技術幹部)
  森田 良行(元海上自衛隊掃海隊群司令)

A5判・全144ページ、税込945円


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「いま中国が何をしようとしているのか、それに対するわが防衛態勢はどうなっているのか、そして、今後焦点となってくるであろう尖閣諸島を含む南西諸島の実情を少し具体的に観察し、わが国の安全保障環境の実態を認識してもらうためにまとめたものである。
今、沖縄問題というと普天間基地の移設のことばかりが焦点になっているが、沖縄を含めた南西諸島防衛の問題はそのような単純な話ではない。
わが国の南西諸島正面がどのような状況になっているのか、これからどうなっていくのか具体的に理解してもらう一助になれば幸いである。(本書より)」(本書より)

16枚の要図を用いて、分かりやすく解説

増刷にあたって
はじめに
プロローグ
一 中国の覇権主義
  ① 領土への執着、清王朝への傾倒
  ② 清王朝の崩壊と復興
二 海洋正面(黄海・東シナ海・台湾・南シナ海)での覇権
三 南シナ海の支配
  ① 主権錯綜の状況
  ② 無人島占領の中国的手法
  ③ 南シナ海の戦略的意義と覇権争いの現況
  ④ 中国の支配体制の強化
四 東シナ海正面での活動
  ① 海洋資源の開発(ガス田)とわが国の対応
  ② 海洋調査
  ③ 中国軍の作戦(軍事力強化と防衛ラインの確保)
  ④ 米軍の作戦(南シナ海通航路の確保・中国軍の封じ込め)
  ⑤ 海域確保の係争
五 尖閣諸島をめぐる確執
  ① 地理的環境
  ② 領有権の主張
  ③ わが国領有の歴史
  ④ 領有権をめぐる確執
  ⑤ 石原東京都知事の尖閣諸島買い取り発言
六 尖閣諸島争奪戦
  ① 中国はどのように動くのか
  ② 日米両国はどのように対応するのか
  ③ 日本と中国の対応の分析比較
  ④ 行動案の比較・選択
七 わが国のとるべき対応
おわりに
別表 関連年表
資料「海洋法に関する国際連合条約(抄)」「竹島問題」「北方四島問題」

知る人ぞ知る、核テロとサイバー戦

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四六判 全184頁
定価=1,000円+税
倉田 英世 著


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-目 次-

はじめに

序章 歴史の大きな分野を占めてきた戦争と疫病
一 戦いにおける殺傷(自然による疫病を含む)・破壊規模の拡大
二 核兵器の出現で、熱戦から冷戦、そして国際テロの出現
三 軍事力をバックとしたソフトの攻撃の拡大

第一章 兵器の威力・数の増大が変えた戦争・抗争の形態
一 核兵器の誕生による戦争形態の変化
二 兵器の進歩がもたらしたテロの規模拡大
三 対等でない脅威に対処するためアメリカは国家体制を改革
四 頻繁に攻撃を始めたソフトの脅威

第二章 新たな脅威が跋扈する時代へ
一 対等でないハードの脅威への対処
二 ソフトの脅威の攻勢と日本の対応
三 本格化するソフトの脅威とハードの脅威の対日攻勢

第三章 ハードとソフトの脅威に対する防衛
一 対等でないハードの脅威が使う大量破壊兵器に対する防護
二 ソフトの脅威に対する防護
三 アメリカの「対等でない脅威」への対処強化

第四章 脅威対処態勢の確立が抱える課題
一 核兵器禁止条約(NWC)の締結に向けて
二 生物・毒素兵器禁止条約の実効性の確保
三 対等でないハードの脅威への防衛システムの確立
四 日本が最も脆弱なソフトの脅威対処
五 ソフトの脅威対処戦略の確立を
六 日本がアジアの東端に生き続けるために

まとめ